アパートやマンションで生活していると、
「普通に歩いているだけなのに、下の階に響いていそう」
「夜に歩くたび、ドスドス音がして不安になる」
と感じたことはありませんか。
その原因の多くが、かかと歩きです。
かかと歩きは本人に自覚がないことが多い一方で、集合住宅では特に騒音トラブルになりやすい歩き方でもあります。
この記事では、
かかと歩きがうるさくなる理由と、
今日から実践できる直し方・足音対策をわかりやすく解説します。
かかと歩きとは?
かかと歩きとは、
歩くときにかかとから強く床に着地する歩き方のことです。
靴を履いている屋外では自然な歩き方ですが、
室内、特にフローリングの部屋では、
床に「ドン」「ドス」という強い衝撃音を発生させます。
自分では気づきにくいものの、
下の階ではこの衝撃がそのまま振動として伝わるため、
非常に不快に感じられることがあります。
かかと歩きがうるさい原因
原因① 床に直接衝撃が伝わるから
かかと歩きは、足裏全体ではなく、
一点(かかと)に体重が集中して着地します。
その結果、
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床が強く振動する
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振動が天井・壁を通って下の階へ伝わる
という流れで、足音が響いてしまいます。
原因② フローリングは衝撃を吸収しにくい
多くの賃貸住宅ではフローリングが使われています。
フローリングは硬いため、衝撃を逃がさず音として伝えやすい素材です。
カーペットがない状態だと、
かかと歩きの衝撃音はさらに大きくなります。
原因③ 夜間は音が目立ちやすい
夜は周囲が静かになるため、
昼間と同じ歩き方でも、音が何倍にも大きく感じられます。
特に22時以降は、
わずかな足音でも「うるさい」と感じられやすい時間帯です。
かかと歩きが引き起こしやすいトラブル
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下の階からの苦情
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管理会社からの注意
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無意識のストレス(歩くたびに気になる)
実際、夜間の足音トラブルで最も多い原因がかかと歩きだと言われています。
「普通に歩いているだけなのに…」
という認識のズレが、トラブルにつながりやすいのです。
かかと歩きの直し方【今日からできる】
① つま先→足裏→かかとの順で着地する
意識したいのは、
足全体で静かに着地することです。
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つま先から軽く下ろす
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足裏全体で体重を支える
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かかとをそっと置く
この順番を意識するだけで、衝撃音は大きく減ります。
② 歩幅を小さくする
歩幅が大きいほど、着地時の衝撃は強くなります。
夜間は特に、
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ゆっくり
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小さな歩幅
を意識しましょう。
③ スリッパや室内履きを使う
クッション性のあるスリッパや室内履きは、
かかと歩き対策として非常に効果的です。
ただし、
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硬い底のスリッパ
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パタパタ音が出るタイプ
は逆効果になることもあるため注意しましょう。
歩き方だけでは不安な場合の対策
防音マット・カーペットを敷く
歩き方を意識しても不安な場合は、
床側の対策を組み合わせるのがおすすめです。
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防音マット
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厚手のカーペット
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ラグ
これらは、床への衝撃を吸収し、下の階への振動を軽減します。
家具配置を見直す
床がむき出しの通路部分は、音が響きやすくなります。
歩く動線上にラグやマットを敷くだけでも、効果があります。
かかと歩きは「直そうと意識する」だけで変わる
かかと歩きは、癖になっていることが多いため、
最初は意識しないと元に戻りがちです。
しかし、
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夜だけ意識する
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静かに歩く時間帯を決める
といった形で続けていくと、自然と身につきます。
まとめ|かかと歩きを直すことが一番の足音対策
かかと歩きは、
本人に悪気がなくても、集合住宅では大きな騒音原因になります。
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歩き方を見直す
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スリッパやマットを活用する
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夜間は特に意識する
この3つを実践するだけで、
足音トラブルのリスクは大きく下げられます。
「特別な防音工事をしなくてもできる対策」として、
まずはかかと歩きの改善から始めてみましょう。
